施設長あいさつ
施設長あいさつ
若松園 園長 津嶋 悟
この度、施設長の大役をおおせつかることになりました。
前任の髙月園長が施設長として35年の長きに渡り、粉骨砕身され、ここまで成長発展させてきた若松園のバトンを受け継ぐのは、大変身の引き締まる思いがいたします。
16年前に髙月先生の存在に憧れの想いを抱きながら若松園での勤務を始め、これまでは自分に与えられた仕事や役割を必死にこなしてばかりの日々でしたが、これからは若松園全体の舵取り役という重責を担うことになり、その覚悟と決意を新たにした所であります。
今、児童養護施設をはじめとする社会的養護の分野は、これまでの歴史の中でも変化の激しい時代を迎えています。しかし、どれだけ法律や制度、養育スキルが発展・進歩したとしても、その影響を最終的に受けるのは「人」(子どもたち)であり、それを提供する我々も「人」であります。髙月先生がよく口にした「一流の職員はスキルより人柄が一流である」という言葉を、今こそ我々のテーマとし、自分自身を問い直す機会とすべきと考えます。
私どもは、「職員一人一人が人として成長することで、初めて子どもたちに最善の利益を提供できる」ということを強く信じています。そのためにも、これまで大切にしてきた運営理念・養育理念を踏襲し、培ってきた養育スキルだけでなく、社会の変化やニーズに応じた新しいサービスを提供できるよう、 職員一丸となって研鑽を積み、 勇気を持ってさまざまな チャレンジを行って参る所存です。
なにぶん初めてのことばかり、百戦錬磨の髙月先生には及びませんが、力の限りを尽くす 決意でいます。
お力添えよろしくお願い致します。
2017年4月1日